実家の片付け、何から始めればいい?
「実家の片付け、いつかやらないと」と思いながら、なかなか手をつけられていない方は多いと思います。実際にお話を伺っていても、量が多すぎて、どこから手をつけていいか分からなくなってしまう、というのが一番よく聞く悩みです。今回は、片付けを始める時の順序について、私なりに考えていることを書いてみます。
いきなり全部やろうとしない
片付けが止まってしまう一番の原因は、「一気に終わらせよう」としてしまうことだと感じています。実家全体を見渡すと途方もない作業量に見えてしまい、結局手をつけずに終わる、というパターンをよく見ます。まずは1部屋、それも押し入れ1つ分くらいの小さな範囲から始めるのがおすすめです。
「捨てる」より先に「分ける」
片付けというと「捨てる」ことをイメージしがちですが、最初の作業としては「分ける」ことの方が大事だと思っています。だいたい次の3つに分けるだけでも、かなり頭が整理されます。
- 明らかに残すもの(写真、思い出の品、権利証などの重要書類)
- 明らかに手放していいもの(壊れているもの、期限切れのもの)
- 迷うもの(一旦保留にする箱を作っておく)
「迷うもの」を無理に今すぐ判断しようとしないことも大事なポイントです。時間を置いて見返すと、意外とあっさり手放せることもあります。
重要書類は最初に確認しておく
権利証、通帳、保険証券、年金手帳といった重要な書類は、片付けの初期段階で見つけておくと後が楽になります。これらは思わぬ場所(タンスの奥、仏壇の引き出しなど)に保管されていることが多いので、気になる場所は早めにチェックしておくと安心です。
体力的にきついと感じたら、無理をしない
実家の片付けは、想像以上に体力を使う作業です。特に2階建ての荷物を1階に運ぶ作業や、重い家具の移動は、一人で無理に行うと怪我につながることもあります。「今日はここまで」と区切りをつけながら進める方が、結果的に長続きします。
手に負えないと感じたら
量が多すぎる、時間が取れない、体力的に厳しいといった場合は、無理をせず片付けのサポートを頼むのも一つの方法です。全部を任せるのではなく、「重いものの搬出だけ手伝ってほしい」「仕分けの相談に乗ってほしい」といった部分的な依頼でも構いません。