2026年6月2日
実家の鍵、誰が管理する?合鍵と防犯の話
実家が空き家になったとき、意外と後回しにされがちなのが「鍵をどう管理するか」という問題です。誰か一人が持っていれば良いように思えますが、実際には見回りを頼む人、緊急時に対応する人など、複数の視点で考えておいた方がいいテーマだと感じています。
合鍵を誰が持つべきか
兄弟姉妹が複数いる場合、それぞれが合鍵を持っておくと、いざという時に誰かがすぐ対応できて安心です。一方で、合鍵の数が増えるほど、紛失や管理のリスクも上がります。「誰が」「何のために」持つのかを、事前に家族で共有しておくのがおすすめです。
見回りや手入れを外部に頼む場合
便利屋やシルバー人材センターなどに見回りを依頼する場合、鍵をどう受け渡すかも考えておく必要があります。よくある方法は次のようなものです。
- 作業のたびに家族が立ち会う
- 信頼できる近隣の方に鍵を預けておく
- キーボックス(暗証番号式の鍵保管ボックス)を玄関先に設置する
キーボックスは、毎回の立ち会いが難しい場合に便利な方法です。ただし、設置場所や暗証番号の管理には注意が必要です。
鍵を業者や第三者に預ける場合は、事前に本人確認や信頼できる相手かどうかをしっかり確認することが大切です。私たちも、依頼者の方から鍵をお預かりする際は、事前にやり取りの経緯を明確にした上で対応するようにしています。
防犯面で気をつけたいこと
空き家は、鍵の管理がずさんになるほど防犯上のリスクが高まります。古い鍵をそのまま使い続けている場合、ピッキングなどの手口に弱いタイプであることも少なくありません。もし長年交換していないようであれば、防犯性の高い鍵への交換を検討するのも一つの方法です。
鍵の保管場所を家族内で共有しておく
「誰がどこに合鍵を保管しているか」が家族内で共有されていないと、いざという時に鍵が見つからず困ることがあります。エンディングノートや家族間のメモに、鍵の保管場所や管理者を書き残しておくと安心です。